染付の器


残る日々 心に染むる 器のみ 身近に置きたし 選り分けて捨つ  

(のこるひび こころにしむる うつはのみ みぢかにおきたし えりわけてすつ)

 

皿小鉢 選り分け取りて 並ぶれば 食器の棚は 青色に染む  

(さらこばち えりわけとりて ならぶれば しょっきのたなは あおいろにそむ)

 

代々に 受け継ぎ残る 皿小鉢 祥瑞に偲ぶ 祖母の面影  

(だいだいに うけつぎのこる さらこばち しょんずいにしのぶ そぼのおもかげ)

 

 

 

実家には祥瑞や金襴手の食器が数多くありましたが、

中でも祥瑞が祖母のお気に入りでした。きらきらしいものは嫌いだったようです。

そのほとんどは阪神の震災でなくなりましたが、新しく買う時もなぜか染付に惹かれます。

 

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