夏を生きるもの①


肩口を 掠め飛び去る 燕 黒き翼が 空を切り裂く

(かたぐちを かすめとびさる つばくらめ くろきつばさが そらをきりさく)

 

耳元の チッと鋭き ひとこゑは 翼つぼめし 燕の一閃

(みみもとの ちっとするどき ひとこゑは つばさつぼめし つばめのいっせん)

 

一夏の 命を生くる ぎんやんま 羽を伸ばして 宙すべりゆく

(ひとなつの いのちをいくる ぎんやんま はねをのばして そらすべりゆく)

 

 

 

年毎に酷暑の呼び声が高まっているように思いますが

その暑さを命の源のように飛び回っている生き物がいます。

見ているとなんだかせつない・・・

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